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ゆるいかんじで。かたのちからぬいて。やってます。

転職して1年経ち、チーフテックリードになった。

はやいもので、デザインワン・ジャパン に転職して1年が経った。

幸い、働く環境、仲間に恵まれて、この1年は自分のエンジニア人生の中でも
一番心穏やかに、エンジニアリングに集中できたと感じている。
これは本当に感謝しかない。

ただ、1年勤めてきて、大きく2つほど課題を感じていた。
1つはサービスインして11年経過した エキテン サービスの
積もり積もった技術的負債をどう解消するか、といった技術的な課題。
もうひとつは、組織的課題としてエンジニアのキャリアパスが明示されていないこと。

で、そのうちの後者、組織的な課題について
社内でエンジニアのマネージャーの方々や人事の方とも話した結果
11月からあらたに「チーフテックリード」という肩書きを持つことになった。

チーフテックリードとはそもそも何?というところでいうと
簡単に言えば、エキテン というプロダクトについてのCTO、という立ち位置。
なお、 弊社には他にもいくつかプロダクトがあるので、
あくまでエキテンという1つのプロダクトについて技術的なハンドリングに責任を持つことになる。

以前、Facebookに書いたことがあるのだが
弊社のエンジニアチームには、いわゆる エンジニアリングマネージャ、 組織的問題を解決するロールの人は複数名いて
そちらの方面については心配はなかったのだが
技術的な課題をエキテンプロダクトとして判断し、推進するという立場がなく
それがいまいち方向性を打ち出せていなく
また、若手のエンジニアメンバーも自分がどういうキャリアを今後積んでいけばいいか
というものが示せていなかった、という問題意識があった。

なので、今回の件で特にマネージャ陣や人事の方と話していてお願いしたのが
マネージメントラインとは別軸の、専門性をもったキャリアパスを作る
そのうえで、何か明示的な肩書きをつけて、ちゃんと組織図や名刺にも明示させてほしい、ということだった。

今回はれてそのような運びになったので、
11月から、ちょうど勤務2年目となるタイミングでもあるし、気持ちを新たに邁進していこうと思っている。

で、「チーフ」テックリードがあるということは、
「チーフ」ではない「テックリード」もあるの? というところが
実はまだ詰めきれてなくて、近々の課題なのだが
個人的には、テックリード、あるいはサービス寄りのサービスリードも含めた
リードエンジニア、をこれも明示的にしていきたい、という思いがある。
このあたりを整備していけば、若手メンバもキャリアパスとして
技術に尖るのか、マネジメントに行くか、あるいはプロダクトマネージャーという道もあろうかと思う。
ここは引き続き社内で整備を進めていきたい。

また、この役職の話と直接は関係ないが
1年前に入社した頃から、社外エンジニア向けイベントへのスポンサー参加、というのを推進していた。
2018年3月の PHPerKaigi 2018 にスポンサー参加した。

このあとは、12月の PHP Conference 2018
2019年2月の Laravel JP Conference
2019年3月の PHPerKaigi 2019 にスポンサーすることが決定している。

まだまだエンジニア界隈では 弊社の社名もサービス名もまだまだ認知度が低いと自覚しているので
まずはみなさんに知っていただくフェーズだと思っている。
上記カンファレンスに参加予定の方は、ブースや配布資料にて
ぜひ名前だけでも覚えていただければ嬉しく思う。

なにはともあれ、入社2年目、気持ちを新たに全力で様々な課題に取り組んでいく所存だ。
社内の関係各位の方々、今後共お願いします。