LL Tigerに行ってきた
だいぶ今更ではありますが、LL Tigerに行ってきました。
都合で午前中しか入れなかったのですが、簡単にまとめを。
Language Update
Perl
生 @dankogai が見れてよかった(おい
結構ミーハーなので(汗
それはおいといて。
Perlは先日話題がでていたPerl6の話をしていました。
ディテールは、自分がPerlには疎いので、公開されている発表資料に譲るとして。
プレゼンをiPadでやっていたのが印象的で。
ただ、手にiPadを抱えて、もう片方の手でタッチ操作というのが意外とやりずらかった模様。
そんな手間取りもあり、Language Updateは1人目からすでに時間押しの状態にw
Python
PythonはVer2系の最新アップデート(2.7)が出て。
これがVer2系最終になるらしい。
Ver3系は、3.1が現在Stable、3.2が2011年頃。
GAE絡みで最近Python周りも活気が出てきた気がしますね。
Closure、HTML5、Scala
LLイベント初登場の言語達。HTML5はプログラム言語ではないけど。
でもHTML5に新たに追加されたタグ群はいいですね。
いい加減divタグのclass属性に「header」とか「footer」とか書くのイヤですし・・・
Ruby
これまた生 @yukihiro_matz が見れてよかったw
Ver1.9.2の話、IPAによる、JIS/ISO標準化の話、軽量Rubyの話など。
Ver2.0は・・・いつ出るんだ?w
発表資料はこちら
PHP
トリはPHP。PHPコミッタ id:moriyoshi さん。
発表資料
「PHPは実用本位」
「進歩、特にありません」
あたりがもう、予想通りというかw
あとは、名前空間の区切り文字(\)問題だの。
PHP6ブランチ放棄事件wの顛末だの。
プレゼンとして充分面白かった。ちっともLanguage Updateぢゃないけどw
最後にちょっとだけPHP5.4の話が。
mixin的な機能として、「trait」というのが入ったらしい。
これは結構うれしいかも。
もちろん実装で頑張ってMixinできるっちゃあできるけど、言語側で対応してくれるとありがたい。
あとは、プリミティブ型のType Hintとか(これも入るってどこかで見た記憶があるんだけど、記憶が定かでない)
総称型をサポートしてくれると、ライブラリクラスの実装だいぶ楽になるんだけどなぁ。
開発ライセンスとプログラマーの自由
iPhone/iPad アプリを開発するプログラム言語が契約で制限されたけど、それってどうよ?的な話。かなり途中はしょった表現だけど。
(詳しくは公開資料を)
個人的にFlashもiPhone/iPadアプリも直接は担当してないので
そんなんなってるんだねぇ・・・って感じで聞いていた。
まぁでも開発言語が縛られているっていっても、
あくまで、iPhone/iPad アプリを作ってAppleストアで売るときの話だし
それは携帯キャリアの公式サイトで何かをやるのと同じで
プラットフォーム提供ベンダ側からある程度の縛りが入るのは仕方ないんじゃないかなと。
そこで食っていきたい人はそれ(C++やObjective-C)をやればいいわけだし。
イヤなら、それこそWebアプリ作ってしまえば、課金をどうするかは考える必要あるけど、やりようはあるわけだし。
ただ、若干Apple天狗じゃね?と感情的に思うことはあるけど。
まぁそれもこれだけマーケット支配していたら仕方ないのかな・・・
会場の公開討論では、iPhone/iPadがイヤならAndroidへ行けばいいよ、的なことを言っていて、それも一理あるとは思うけど
やはりマーケットを大きく支配しているのがAppleなので、ビジネスとして考えるとApple外すのは痛いんじゃないかなぁ・・・
Androidがこの先、そういう反Apple・嫌Appleな人で盛り上がるといいんですが・・・どうでしょうね。
技術者受けはよくても、やはり一般人はiPhone多いかなぁ・・・という気がしています。
(それにしてもほんと最近iPhone町中でよく見ますね。ここまで日本で浸透するとは思わなかった)
まとめ
初めてLLイベントに参加したんですが、
もっと言語言語した話、それこそプログラムソースがガンガン出てくるプレゼンが主のイベントかなと思ったんですが、
意外とそうでもなかったですね。午前中しかいなかったからかもしれないですが。